「歯並びを綺麗にするために、マウスピース矯正を始めてみたい」「コストを抑えてマウスピース矯正をしたい」など、マウスピース矯正を考えている人は多いのではないでしょうか。
マウスピース矯正は、透明な歯形のトレーを装着して少しずつ歯を動かしていく方法です。
ワイヤーなどの矯正器具を使用しないため、矯正していることがバレにくいほか、コストも抑えて歯並び矯正を始められる点がメリットです。
しかし、マウスピース矯正ブランドは豊富に展開されているため、予算や治療期間などから自分に合ったブランドを見つける必要があります。
本記事では、マウスピース矯正が安いおすすめブランドを10選紹介します。
なお、本記事で紹介するマウスピース矯正ブランドを以下の表にまとめました。
ブランド名 | ![]() |
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特徴 | 月額4,700円(税込)から矯正を始められる | マウスピースの累計体験者は2万人以上 | 日本以外にも、アジアを中心に世界23カ国で3万人以上の実績 | 初回1回22,000円(税込)からお試し矯正が可能 | 都度払いプランにも対応 | ゼニュムの公式アプリで進捗状況を確認、記録が可能 | 全国で3,100院以上のクリニックと提携 | 矯正経験があり、後戻りしたケースの治療にも対応可能 | 1回1,650円(税込)のお試し価格を用意 | 国内生産を行っているため、即日発注が可能 |
費用 |
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1,045,000円(税込) ※ハリウッド・スマイル矯正歯科の場合 ※院によって料金が異なる |
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通院頻度 | 不要 | 不要 | 不要 | 2ヶ月に1回 |
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要確認 | 2ヶ月に1回 | 1ヶ月に1回 | 2〜3ヶ月に1回 | 1〜3ヶ月に1回 |
治療期間 |
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約4ヶ月〜1年 |
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要確認 |
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公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
気になるマウスピースブランドを見つけたら、公式サイトから診断の申し込みを行いましょう。
また、各ブランドについて以下で1つずつ詳しく紹介するため、ブランド選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。
通院が不要なマウスピースブランドおすすめ3選
通院が不要なマウスピースブランドのおすすめ3選を紹介します。
クリニックに通うのが面倒な人や仕事で忙しいといった人は、通院が不要なマウスピースブランドを選択しましょう。
hanaravi|歯並びの状態に合わせて3つのコースを用意
出典:https://www.hanaravi.jp/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
hanaraviの特徴・おすすめポイント
- 月額4,700円(税込)から矯正を始められる
- ホワイトニング剤をプレゼントしており、同時にホワイトニングが可能
- 矯正専門の歯科医師が診察するため、幅広い歯並び悩みに対応可能
hanaraviは、東京、大阪、京都に提携クリニックを構えるマウスピースブランドです。
症状に合わせて3つのプランが用意されており、初回のクリニック来院時に行うデジタルの3Dスキャンによって、最適な治療プランを提案してもらえます。
八重歯や出っ歯、すきっ歯、受け口など、幅広い歯並び悩みに対応しているため、自分の歯並びも治せるか分からない人は、まずは相談してみることをおすすめします。
oh my teeth|継続率は97%以上
出典:https://www.oh-my-teeth.com/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
oh my teethの特徴・おすすめポイント
- マウスピースの累計体験者は2万人以上
- 来院は最低1回なため、通院が面倒な人にピッタリ
- 24時間LINEサポートを行ってもらえるため、不安のない矯正期間を過ごせる
oh my teethは、矯正期間が平均3ヶ月と、短期間で歯並び矯正を目指せるブランドです。
初回の診断は無料となっており、歯形スキャン、レントゲン撮影、ドクターによる診察合わせて30分で完了するため、忙しい人でもスピーディーに診断を受けられます。
さらに、LINEを使ったマインドやレポーティング、専属医療チームによるコーチングで矯正期間をサポートするため、継続に自信がない人や自己管理が苦手な人も不安がありません。
hanalove| LINEで気軽に相談が可能
出典:https://hanalove.jp/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
hanaloveの特徴・おすすめポイント
- LINE上で無料カウンセリングが可能なため、気軽に相談しやすい
- 日本以外にも、アジアを中心に世界23カ国で3万人以上の実績
- Easyプランは217,800円(税込)と低価格なため、挑戦しやすい
hanaloveは、全国に19院のクリニックと提携を行っており、多くのクリニックが導入している通院不要なマウスピースブランドです。
プランは「Easy」「Smart」「Premium」の3種類を用意しており、歯並びの状態によってピッタリのプランを見つけられます。
さらに、歯型を基にした3Dシミュレーションで矯正後のイメージを確認できるため、モチベーションを高めながら矯正を進められます。
通院が必要なマウスピースブランドおすすめ7選
通院が必要なマウスピースブランドおすすめ7選を紹介します。
経過観察も医師と相談しながら進めたい人や1人で最後まで継続するのが不安な人は、通院が必要なブランドを選ぶことがおすすめです。
マウスピース矯正ローコスト|最短3ヶ月で治療完了
出典:https://mouthpiece-lowcost.com/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
マウスピース矯正ローコストの特徴・おすすめポイント
- 独自の支払い方法「ローコストPay」は金利手数料0円なため、負担を抑えて分割払いが可能
- 初回1回22,000円(税込)からお試し矯正が可能
- 前歯上下各6本〜奥歯を含む全体の歯並びまで対応可能
マウスピース矯正ローコストは、最短3ヶ月で治療が完了する矯正ブランドです。
また、歯科医からの指示のもと、自社の歯科技工士が国内製造を行うため、カウンセリング後からマウスピースの受け取りまでは最短2週間となっており、スピーディーに矯正を始められます。
さらに、検診ペースは約2ヶ月に1回となっているため、負担なく通い続けられます。
キレイライン矯正|22,000円(税込)で1回分のお試し矯正が可能
出典:https://kireilign.com/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 | 約4ヶ月〜1年 |
支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
キレイライン矯正の特徴・おすすめポイント
- 初回22,000円(税込)で1回分の体験が可能なため、継続の判断をしやすい
- 都度払いプランも用意しているため、まとまったお金を用意できない人も安心
- 患者と提携クリニックの間に入り、通院中もサポート体制が充実
キレイライン矯正は、1回ごとの料金が決められており、通った回数分の治療料金を支払います。
1回ずつ支払うことはもちろん、少しでも費用を抑えたい人は、回数コースでまとめて購入しておくことをおすすめします。
通常初回検診3,300円(税込)のところ、一部クリニック※では無料で検診を受けられるため、気軽に相談してみたい人は足を運んでみましょう。
※渋谷、新宿、高田馬場、新橋、横浜、大宮、名古屋、静岡、新潟、仙台、梅田、心斎橋、京都、神戸、天神、熊本
Zenyum|幅広い症例に対応可能
出典:https://www.zenyum.com/jp-ja
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
Zenyumの特徴・おすすめポイント
- ゼニュムの公式アプリで進捗状況を確認、記録が可能
- 幅広い症例に対応可能
- LINEから5分でオンライン診断が可能
Zenyumは、全国に10院の歯科クリニックと提携を行っています。
万が一効果に満足できなかった場合は、無料で追加の矯正セットを提供してもらえるため、安心して進められる点が嬉しいポイントです。
プランは最大20本の歯が動く「ゼニュムクリア」とすべての歯が動く「ゼニュムクリアプラス」の2種類が用意されており、症状が中軽度の人は「ゼニュムクリア」、重症の人は「ゼニュムクリアプラス」をおすすめします。
インビザライン|世界で1,400万人以上の治療実績あり
出典:https://www.invisalign.co.jp/consumer/
費用 | 1,045,000円(税込) ※ハリウッド・スマイル矯正歯科の場合 ※院によって料金が異なる |
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治療範囲 | 要確認 |
治療期間 | 要確認 |
支払い方法 |
※ハリウッド・スマイル矯正歯科の場合 |
公式サイト | 公式サイト |
インビザラインの特徴・おすすめポイント
- 矯正を始める前に無料で電話相談が可能
- 無料の歯並びチェックが可能で、結果がメールで送られてくる
- 全国で3,100院以上のクリニックと提携
インビザラインは、国内では3,100以上の院と提携、世界では1,400万人以上の利用者と多くの人から支持されている矯正ブランドです。
1,400万人以上の症例実績からマウスピースの素材や仕組みを改良し続けているため、豊富なデータのもと常に最新の治療を受けられます。
LINEから無料でコンシェルジュに相談が可能なため、歯並びに関する不安や悩みがある人は歯科クリニックに足を運ぶ前に解決しておきましょう。
DPEARL|3Dテクノロジーと独自システムにより開発
出典:https://dpearl.jp/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
DPEARLの特徴・おすすめポイント
- 矯正経験があり、後戻りしたケースの治療にも対応可能
- 公式アプリから治療の進捗状況、次回来院日や交換スケジュールを確認可能
- 全国に26院を展開
DPEARLは、3Dテクノロジーと独自システムにより開発された矯正ブランドです。
全国に26院を展開していますが、遠方に住んでいる場合はオンライン診療にも対応しているため、安心して利用できます。
さらに、4種類のプランが用意されており、軽度の後戻り症状を改善できる「SHORTプラン」では、最短2ヶ月で治療が完了する点も嬉しいポイントです。
ウィ・スマイル矯正|月額1,760円(税込)から始められる
出典:https://we-smile.jp/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
ウィ・スマイル矯正の特徴・おすすめポイント
- 相談+検診+診断料が0円なため、コストを抑えられる
- 1回、4回、8回、12回など、治療期間の相談が可能
- 1回1,650円(税込)のお試し価格を用意
ウィ・スマイル矯正は、1回から手軽に矯正を始められるため、初めての矯正で不安がある人も挑戦しやすい点が嬉しいポイントです。
また、毎月かかる調整料や保定管理料はあらかじめ治療費に含まれていることから、急な出費がかからず、料金体系がわかりやすくなっています。
4回コースの場合は月額1,760円(税込)から支払いが可能なため、まとまったお金を用意できなくても費用の負担を感じにくい点もメリットです。
ホワイトライン|都度払いも選択可能
出典:https://ortho.whitelign.jp/
費用 |
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治療範囲 | 部分、全体 |
治療期間 |
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支払い方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
ホワイトラインの特徴・おすすめポイント
- 初回1回22,000円(税込)なため、気軽に挑戦しやすい
- 最短3ヶ月から治療を始められる
- 国内生産を行っているため、即日発注が可能
ホワイトラインは、北海道から九州まで19院と提携を行っています。
都度払い、4回コース、7回コース、12回コースからプランを選べるため、自分に合った治療期間を設定しやすい点がメリットです。
また、3Dスキャン、3Dプリンターなど最新のデジタル技術を自社に完備していることから、スピーディーかつ安価に矯正治療を始められます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
マウスピース矯正とワイヤー矯正には、以下の違いがあります。
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | |
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装置 | 透明のマウスピース | ワイヤー器具 |
目立ちにくさ | 目立ちにくい |
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治療期間 | 約数ヶ月〜3年 | 約2〜3年 |
費用 | 20〜70万円(税込) | 60〜170万円(税込) |
特徴 |
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マウスピース矯正は透明のトレーを使用して治療をするのに対して、ワイヤー矯正は器具を使用して治療を行います。
以前広く知られていたのはワイヤー矯正ですが、最近では目立ちにくさや安価な価格設定から、マウスピース矯正が人気を集めています。
マウスピース矯正は比較的痛みも少なく、着脱しやすい点や症状によっては短期間で治療が完了する点がメリットです。
一方でワイヤー矯正は痛みを強く感じやすいですが、さまざまな症例に適応できる点がメリットに挙げられます。
なるべく周りに矯正していることを知られたくない、費用を抑えたいといった人はマウスピース矯正、重度のガタつきや歪みがある人はワイヤー矯正を選ぶことをおすすめします。
マウスピース矯正ブランドの選び方
マウスピース矯正ブランドの選び方は、以下の5つです。
- 矯正範囲が合っているかチェック
- 予算に合った料金設定かチェック
- 治療期間がどのくらいかチェック
- 定期的な通院が必要かどうかチェック
- サポート体制があるかチェック
自分に合ったマウスピースブランドを選んで、快適な矯正期間を過ごしましょう。
矯正範囲が合っているかチェック
矯正ブランドを選ぶ際は、歯並びが気になる部位と矯正範囲が合っているかチェックしましょう。
矯正範囲は主に部分矯正と全体矯正に分けられ、歯がガタガタな部分、前歯だけなどの部分的な治療が必要な場合は部分矯正、前歯から奥歯まで全体的に治療が必要な場合は全体矯正を選ぶ必要があります。
部分矯正は、費用が安い点や治療期間が短く済む点がメリットに挙げられます。
一方で全体矯正は、幅広いケースに対応できるほか、効果を実感しやすい点がメリットです。
クリニックやプランによって矯正範囲が異なる場合があるため、事前に範囲を確認しておくことが重要です。
予算に合った料金設定かチェック
マウスピース矯正の料金はクリニックによって異なるため、予算に合った料金設定かチェックしておきましょう。
主に矯正にかかる治療費は、軽度の場合20〜40万円(税込)、重度の場合は50〜70万円(税込)がかかります。
また、治療費以外に、以下の追加料金が発生する場合もあるため注意が必要です。
- カウンセリング料
- 初診料
- 検査量
- 調整料
- 追加のマウスピース
- 期間延長料
上記の項目を含めた総額を確認して、予算に合っているかを判断するようにしましょう。
なお、まとまったお金を用意することが難しい人は、都度払いができるブランドを選ぶのも1つの選択肢です。
治療期間がどのくらいかチェック
ブランドや症例によって治療期間が異なるため、どのくらいの期間で治療が完了するのかもチェックしましょう。
一般的に矯正にかかる期間は、以下の通りです。
部分矯正 | 3ヶ月〜1年 |
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全体矯正 | 2年〜3年 |
歯の歪みが気になる部位のみだけ矯正したいといった場合は部分矯正で治療を行えるため、3ヶ月〜1年程度で完了します。
一方で全体矯正の場合は2〜3年程度の期間がかかる場合が多いため、数年はマウスピースを装着しながら日常生活を送ることを頭に入れておかなければなりません。
部分矯正、全体矯正いずれもある程度の期間が必要なことから、先のスケジュールを考えながら矯正開始時期を決めましょう。
定期的な通院が必要かどうかチェック
マウスピースの調整や検診のために、定期的な通院が必要かどうかもクリニック選びでは重要なポイントです。
矯正ブランドによっては通院が不要で、定期的にマウスピースを自宅に届けてもらえたり、写真送信だけで検査が完了したりといったケースがあります。
通院が不要であれば、定期的にクリニックに足を運ぶ必要がないため、通うのが面倒な人や仕事で忙しいといった人も気軽に始めやすいです。
一方で通院が必要なクリニックでは1〜3ヶ月に1回、クリニックに足を運んで検診や新しいマウスピースを受け取る必要があります。
ただし、クリニックに通院する場合は、歯科医師に歯の状態やマウスピースの変形などを直接確認してもらえるため、より良いサポートを受けたい人は通院ありのクリニックを選ぶことをおすすめします。
サポート体制があるかチェック
矯正開始後も、サポート体制が充実しているクリニックを選ぶことがおすすめです。
LINEや電話でいつでも相談を受け付けていたり、効果に満足できなかった場合は無料で追加マウスピースを受け取れたりすれば、矯正期間中も不安なく過ごせます。
特に定期的な来院が不要なクリニックでは、都度不明点を聞くことができないため、LINEや電話で無料相談、サポートがあるかは重要なポイントです。
また、マウスピースを変える時期や進捗状況などを定期的に知らせてもらえれば、挫折せずに続けやすいです。
充実したサービスやアフターフォローがあるクリニックを選んで、不安のない矯正期間を過ごしましょう。
マウスピース矯正に関するQ&A
マウスピース矯正に関するQ&Aをまとめました。
マウスピース矯正は何歳からできる?
マウスピース矯正は、基本的に年齢制限は設けられていません。
一般的に第二期治療(12歳前後)で矯正を始めることが多いですが、中には3〜5歳で始められる第一期治療も存在します。
第一期治療ではこれから生える歯を綺麗に揃えるためのスペースを確保することが目的で、第二期治療は大人と同様に実際に歯を動かしながら治療を行います。
小児矯正はクリニックによって取り扱いの有無が異なるため、事前に確認が必要です。
マウスピース矯正は保険適用される?
マウスピース矯正は、基本的に保険適用外となり、自由診療に分類されます。
ただし、以下のケースに当てはまる場合は、保険適用の対象です。
- 「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常
- 前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常
- 顎変形症
保険適用となるケースは病気などの治療が目的の場合であり、見た目を変えることが目的の場合は保険適用外となり、全額自己負担になります。
治療後に歯並びが戻ってしまうことはある?
治療後、以下のケースが起こってしまうと、歯並びが後戻りしてしまう可能性があります。
- リテーナーの装着時間不足
- 矯正期間中の装着時間不足
- 口呼吸
- 親知らず歯への加圧
特に一番の原因に挙げられるのが、矯正期間後に装着する保定装置「リテーナー」の装着時間不足です。
矯正期間後は歯列が動きやすいため、リテーナーで整えられた歯を安定させて後戻りを防止させる必要があります。
しかし、リテーナーを途中で外したり、装着時間が不足していたりすると高確率で後戻りしてしまうため注意が必要です。
正しいリテーナーの装着や上記で挙げたケースに問題がなければ、後戻りを防止できます。
マウスピース矯正は痛い?
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べると痛みは少ないですが、人によっては多少の痛みを感じるケースがあります。
特に歯が移動している際や食事の際の噛み合わせ、マウスピースの縁が当たって痛みを感じることが多いです。
歯が移動している際の痛みは2〜3日で治ることが多いですが、長引く場合には何かしらのトラブルが考えられるため、歯科医師に相談する必要があります。
なお、マウスピースによる痛みは、柔らかいものを食べたり、縁の部分を切ったりすることで軽減させられます。
マウスピース矯正をおすすめしない人は?
マウスピース矯正をおすすめしない人は、以下に当てはまる人です。
- 重度の歯並び乱れがある人
- 自己管理が苦手な人
- 決められた1日の装着時間を確保できない人
マウスピース矯正は重度の歯並び乱れに関する対応は難しいため、ワイヤー矯正をする必要があります。
また、着脱が容易なマウスピース矯正は、自己管理が苦手な人や1日の装着時間(20時間以上)を確保できない人にも向いていません。
【まとめ】マウスピース矯正ができるかを歯科医院で確認してみよう
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較すると、目立ちにくい点や費用が抑えられる点から、気軽に始めやすいのが特徴です。
しかし、矯正ブランドによって料金や特徴が異なるため、慎重に自分に合ったブランド選びを行うことが大切です。
なお、歯並びの状態によってマウスピース矯正ができない場合もあるため、まずは歯科医院で確認することをおすすめします。
マウピース矯正を考えている人は本記事で紹介した矯正ブランドを参考に、提携クリニックで診断を受けてみてください。